五十肩

こんにちは、西船整体院です。
五十肩についてです。
五十肩は肩こりとは違います。
肩関節の痛みと動きの低下が症状です。
原因は、関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化(変性)して肩関節の周囲組織に炎症が起きることが、主な原因と考えられています。この炎症が起こる部位は、肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)、関節を包む袋(関節包)、肩の筋肉が上腕骨頭に付くところ(腱板)、腕の筋肉が肩甲骨に付くところ(上腕二頭筋長頭腱)などがあります。肩峰下滑液包や関節包が癒着すると、さらに肩の動きが悪くなります。
急性期(疼痛が最も強く現れる)、慢性期(疼痛は軽快しているが運動制限(拘縮)が残っている)、回復期(関節拘縮が改善する)の3段階に分類されます。

治療としては、急性期は関節はあまり動かさず、周りの筋肉を柔らかくして血行を良くします。
慢性期には、関節を動かして癒着を取っていきます。
五十肩は放っておくと可動域制限が残ることが多いので、気をつけましょう。