月別アーカイブ: 2018年4月

寝違え2

こんにちは、西船整体院です。

寝違えの治療についてです。

炎症が強い場合、痛いところを刺激すると余計に痛くなってしまうにで、

周りの関係している筋肉をほぐします。

そして、動きの制限されている背中の脊椎や肋骨をやさしく動かして、動きをつけます。

土台となる骨盤のゆがみ、下肢の左右差、足首の状態や姿勢をチェックし、

整えたりします。

首の寝違えには、腕のねじれなども影響している場合もあります。

特に、パソコンをよく使う方は、腕が内に捻じれやすいんです。

頭蓋骨も多くの骨の集まりなので、

歪んだりして首に影響を及ぼすこともあります。

身体を全体的に診て、患者さんの満足を引き出したいと思っています。

寝違えについてでした。

 

 

 

 

寝違え 1

こんにちは、西船整体院です。
寝違えは突然やってきます。
朝、起きたら首が痛くて動かせない。
顔の向きを変えるのも、体ごと動かすことになり、大変です。
寝違えは首の筋肉に傷がついて、けがをした状態です。
例えば、寝ている間に頭が枕から落ちて首の筋肉を伸ばした姿勢になり、その不自然な姿勢で長時間寝てしまうと筋肉に傷がついてしまうのです。
筋肉の組織が壊されたことで炎症が起きているのです。
炎症があると痛みを生じさせる「発痛物質」がでてきて、痛みが出ます。また痛みが長引くと、その部分の「交感神経」が刺激を受け、血管が収縮します。すると、血流が減少して運ばれる酸素が少なくなり、ますます痛くなり、筋肉も硬くなります
仕事するのも大変です。マッサージしても、なかなか楽にならない。
普段の姿勢や生活が影響しているかもしれません。
西船整体院では筋肉だけでなく、背骨、骨盤、関節、靭帯、リンパなど総合的に身体を診ます。
詳しくは寝違え2にて。

五十肩

こんにちは、西船整体院です。
五十肩についてです。
五十肩は肩こりとは違います。
肩関節の痛みと動きの低下が症状です。
原因は、関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化(変性)して肩関節の周囲組織に炎症が起きることが、主な原因と考えられています。この炎症が起こる部位は、肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)、関節を包む袋(関節包)、肩の筋肉が上腕骨頭に付くところ(腱板)、腕の筋肉が肩甲骨に付くところ(上腕二頭筋長頭腱)などがあります。肩峰下滑液包や関節包が癒着すると、さらに肩の動きが悪くなります。
急性期(疼痛が最も強く現れる)、慢性期(疼痛は軽快しているが運動制限(拘縮)が残っている)、回復期(関節拘縮が改善する)の3段階に分類されます。

治療としては、急性期は関節はあまり動かさず、周りの筋肉を柔らかくして血行を良くします。
慢性期には、関節を動かして癒着を取っていきます。
五十肩は放っておくと可動域制限が残ることが多いので、気をつけましょう。

自律神経失調症③

こんにちは、西船整体院です。

自律神経失調症と星状神経節とのかかわりについて。

交感神経は脊柱に沿ってあり、交感神経節の数は十数個あります

そして、交感神経の親玉である星状神経節は、身体の首の根元に両側にあります。

だからこそ、首の筋肉の緊張が起きると、星状神経節が刺激され、

副交感神経の働きが低下して、自律神経のバランスが乱れます。

そうすると、様々な自律神経失調症の症状がでてきます。

つまり、首の筋肉の緊張をとり、背骨(特に、首や背中の部分)を自然な方向に整えると、

症状が改善してくるのです。

もうひとつ、院にはスーパーライザーという機械があります。

スーパーライザーは、近赤外線をスポット状に照射し、

従来よりも体の奥まで温められるようにした赤外線照射器です

スーパーライザーの光と熱が星状神経節に届くと、

その光化学作用とほのかな熱で、神経の興奮がおさえられます。

すると、交感神経が静まる代わりに副交感神経の働きが強くなり、

身体をリラックスさせ血行が良くなります。

その結果、交感神経の緊張で出ていた症状がやわらぐのです。

これらを繰り返すことにより、自律神経失調症の症状をやわらげていくのです。